Freelance Orgsin Official Site

ごゆっくりしていって下さい

朝の4:30に書いてしまうほど悩んでいる

物事はそんなに効率的にならない。そういうことを考えることが最近多い。

 

例えば、何か特定の技術の開発を請け負ったとして、それを自宅でガリガリとコード書いていても固いアーキテクトにならざるを得ないし、運用保守を無視した提案なんてできない。本来技術を向上させるためにプログラマとして仕事をしているわけなのだが、結局そうなっていないのが現実的な話。分かりやすくプログラミングだけの話で言えば、自分が目指す綺麗な書き方、イケてる書き方をしたくても中々そうはいかない、例えばrubyでメタプロを駆使したくてもそれは難しいように。それは、自分の開発したファイルの全てがexcludeすることなしにコードチェックでwarningが出なかったとしても同じことだ。コードレビューの時間がかかるんじゃないかとか現場のレベル感を考慮してコーディングするのは避けられないし、それを無視した仕事を金の対価として納品するわけにもいかない。

 

結局、ソロでプログラマ名乗っててもなんらかの組織に従属した形になってしまう実態があるし、そういう働き方をしなかったとしても、引き継ぎの時に面倒なことはなるべく省きたい。

 

というわけで、物事はそんなに効率的にならない。技術向上や、ソロでプログラマやる!みたいな心意気は大事だが、そんな簡単な話じゃない。

また、技術をアピールしていても、上には上がいるわけで恥ずかしい思いもしたくないというダサいプライドもなかなか捨てきれない。

 

なぜ、最近そこまで深く考えるかというと、本質的ではない忖度というものに振り回されることが多いためだ。人の信頼は大切だし、誰がプロジェクトの事実上のボスかということも分かっているから簡単に自分のスキルシートの見栄えだけの為に技術を行使した話を提案するわけにもいかない。

 

ゴールはみんなそれぞれ違うと思うが、自分が何をゴールと定めるのかをしっかりと見出してプログラマやってないと今後仕事なんてできないだろう。そんなことを朝の4:30に書いてしまうほど悩んでいる。